当院では希望される妊婦さんに無痛分娩をしております。
無痛分娩についてのお知らせ
当院では希望される妊婦さんに無痛分娩をしております。
基本的には経産婦さんのみに行っています。
無痛分娩は麻酔の安全のため平日に計画出産で行っており、一日に患者様お一人限定としています。
そのため完全予約制となり無痛分娩が可能な日数が限られるためご予約がとれない場合もございます。
無痛分娩を強く希望される場合は早めの予約をお勧めしています。
里帰り出産で無痛分娩を希望される場合は電話での日程予約も可能です。
ご不明な点があれば診療時間内に電話でお問い合わせ下さい。
安全な無痛分娩を行うために
当院では無痛分娩に関しての講習会を定期的に医師、看護スタッフが受講しています。
JALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)勧告による当院の無痛分娩実績、スタッフの無痛分娩関連講習会受講状況について公開しています。
講習会受講状況
無痛分娩実績
- 無痛分娩麻酔管理者・麻酔担当医:院長 國井周太郎
- 無痛分娩経験数:600症例以上
- 過去5年間の無痛分娩件数。( )内は無痛分娩中に分娩進行不良などの理由により帝王切開となった件数。
- 2021年 69件(1件)
- 2022年 72件(2件)
- 2023年 99件(0件)
- 2024年 103件(0件)
- 2025年 142件(1件)
- 当院の無痛分娩は基本的に経産婦さんに行っておりますが帝王切開率が非常に低いのが特徴です。
講習会受講状況
- 麻酔管理者・麻酔担当医の講習会受講歴
- 救急蘇生:J-MELS
- 産科麻酔:J-MELS 硬膜外鎮痛急変対応コース
- 産科麻酔:JALA主催 Aコース
- 看護スタッフ
- 講習会受講歴
- JALA主催Dコース(病棟看護スタッフ全員が受講済み)
無痛分娩中の急変対応シミュレーション、緊急帝王切開シミュレーション、新生児蘇生シミュレーション訓練を定期的に医師、看護スタッフで行っております。
掛け持ち麻酔施行の有無:無し
(掛け持ち麻酔とは一人の医師が同時に複数の患者様に麻酔をかける事です。当院では麻酔の安全のため行っておりません。)
当院での無痛分娩の実際
無痛分娩は和痛分娩、麻酔分娩とも言われます。痛みの感じ方、麻酔のきき具合は個人差があるため、ほぼ完全に痛みがなくなる方から、下腹部の張りや圧迫されるような感覚、骨盤がきしむような強い痛みが残る方もいますがお産の痛みは軽減されます。
無痛分娩の方法
背中から細長いチューブを挿入しそこから持続して麻酔薬を注入し、脊髄という神経の束に麻酔をかけることで痛みをとります。このような麻酔を硬膜外麻酔といいます。麻酔の薬は器械で自動的に注入されますが、痛みが十分に取れないときは量をコントロールします。痛みの感じ方は個人差がるので痛みがある程度残る方もいます。
分娩方法
無痛分娩は麻酔を用いながら行う分娩ですので麻酔の安全のため平日の昼間に計画出産(分娩誘発、陣痛促進剤の使用)を行い分娩とします。予定日より1~2週間前に行います。その前に自然陣痛が来てしまった場合は基本的には無痛分娩はできません。入院した日に子宮の出口を広げるための処置と硬膜外麻酔のチューブ挿入を行い、入院翌日朝から陣痛促進剤を使用します。入院翌日にお産になる方がほとんどですが進み具合は個人差がありますので時間がかかる場合もあります。
費用
無痛分娩の追加費用は10万円です。お産を進めるために使用する器材や薬剤の費用、麻酔に使用する器材、薬剤の費用が含まれます。また厳重な管理が必要となる上にこれらは保険がききません(自費診療)。
無痛分娩で起こりうる合併症
- 血圧低下(定期的に血圧を測定し場合によっては血圧を上げるお薬を使用します)
- 下半身の筋力低下(歩くのがやや困難にあることがあります。また麻酔のチューブのずれを防ぐために分娩中はなるべく動かなくていいようにケアします)
- 呼吸抑制(麻酔が効きすぎると呼吸がしにくくなることがあります)
- 微弱陣痛(陣痛促進剤を使用しても陣痛が強まらないことがあります。そのため吸引分娩となる頻度が若干上がります)
- 予測できない重大な偶発症
- 血腫形成による運動神経麻痺、下半身麻痺。血管内混入による痙攣、不整脈
- くも膜下腔注入による呼吸困難、意識消失
詳しいことは健診時にお問い合わせください。
実際に行う際はまた改めてご説明します。
院長ブログにも無痛分娩の事が載っています。ぜひご覧下さい。
